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NUMI社とは?
 NUMI社は、1999年秋にカリフォルニア・サンフランシスコの隣町オークランドで創業したブランド紅茶・ハーブティーの専業メーカーです。
会社の沿革
 創業者で社長のAhmed Rahimは、80年代の後半に既にヨーロッパでティーハウスを経営し紅茶のブレンディングのノウハウを磨いていましたが、90年代に紅茶に適した天然ハーブを求めてアメリカに渡り、既に此地で画家とし成功を収めていた妹のReemとともに高品質の紅茶・ハーブティーを供給するメーカーとしてNUMI社を設立しました。今でも特徴のあるそのパッケージは全てReemのデザインしたものが使われています。
NUMIへの想い
 NUMIの社名・ブランド名は、Ahmedによれば彼らが幼少時に育った中東で実際に好んで飲んでいたライムのお茶に由来するもので、アラビア語の柑橘を意味する語、それが正に「NUMI」です。NUMIは、いわば民間に伝わるハーブティーの「原型」とでもいうべきものでしょう。
最大の特徴
 NUMI紅茶の最大の特徴は、高品質だということ。それも単なる「品質重視」といった観念上のものではなく、商品ラインの約80%がアメリカ農務省の認証を取ったオーガニック商品であることや、ハーブやフレーバーに添加剤はもちろん人工香料やエッセンスオイルなどを一切使わないといった徹底ぶりで、あえてリサイクルのできる紙製のティーバッグにこだわって作られています。
明確なコンセプトとそれを裏打ちする品質の高さで、NUMIは現在TAZOを抜きアメリカで最も成長しているプレミアムティーブランドとなりました。
ほとんどの商品が米農務省認定のオーガニック取得。また、ベジタリアンの指標ともなるKOSHERも取得、紅茶の葉のみならず、ハーブティーのハーブそのものも有機栽培を選び、フレーバーにはオイルを含めて添加剤は一切使わない。
Caffe Luca
紅茶は古くて新しいビジネスと言われます。日本に初めて「紅茶」が輸入されておよそ100年が経過し、リプトンやトワイニングなどの海外ブランド及び日東紅茶などの国産ブランドを含め多数のブランドがナショナルブランド化し、近年ではフォションやフォートナム&メイソンからマリアージュフレールといた超スペシャルティブランドまで入手できるようになりました。

反面、通常の紅茶ティーバック商品やボトル商品は成熟期を迎え、もはや市場の伸長は望めないのでは、という声さえ聞かれました。しかしながら、こうした状況を打破し、2003年〜4年にかけても紅茶の輸入量は18%以上伸びています。これは、近年特に注目を集めているハーブティーの貢献によるものが大きく、よりフレーバーの多様性を嗜好として楽しみ、あわせて健康志向を満足させようという新しい消費行動の現われと考えられます。

こうした市場の動向を受けて、これまで「紅茶」はヨーロッパ、なかんずくイギリスやフランス発といった常識を超えて、近年グルメ大国化の著しいアメリカにおいて、いくつかの魅力的な紅茶ブランドが誕生しています。


今年スターバックスに買収されたTAZOはその代表、ともいえるものですが、今回ご紹介するNUMIも創業5年にしてその品質とフレーバーのバラエティにより急成長を遂げています。

通常ティーバッグなどに使われる、fanningsと言われる砕葉を一切使わず、香りの高い茶葉を丸ごと、しかも通常より多めにティーバッグに封入。天然ハーブのフレーバーと共に、長く心地よい香りを楽しめます。

NUMIはエコ対策を重視。ティーバッグはリサイクル可能な紙製のものを二重構造とし、これを四方すべてシールするリサイクル可能な特製の袋包装に入れて製品化。

様々なパッケージスタイルで、日常ユースからプレゼントや外食での使用も想定し対応。特に、バンブーケースはNUMIオリジナルとして有名。
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